人の弱点のほうが見つけやすい

Twitter の言葉 bot から。

「人の弱点を見つける天才よりも、人を褒める天才がいい」

人の弱点って意外とすぐ見つかりますよね。悪いことした人はもちろん、気に入らない行動だけでそれは弱点に見えるものです。満員電車でマナー悪い人を見つけるのってすごい簡単。

でも逆に、いいところを見つけるってすごく難しいと思う。例えば満員電車でマナーがいいからって、それは普通ということで何も思わない。座席ゆずってたらそこでようやくいいところって思える。人を褒めるってさらにタイミングとかが大事になるからなおさら難しい。


つまり、少しでもマイナスの行動すると弱点に見えるけど、少しのプラスの行動じゃ長所に見えないんじゃないかな。少なくとも自分は、良い行動をしてる人を見ても、普通だなぁと感じることが多い。




中学1年のときに、今日の MVP というのがありました。毎日日直が、その日1日を見て良い行動を取った人なんかを表彰(というほどおおげさじゃないけれど)するというものでした。後半になると、見つけるのが大変だから友達に「MVP っぽい行動して(笑)」みたいなこともしてましたけど。
これって、今さらだけれど、素晴らしい企画だったと思う。毎日のように素晴らしい行動があるわけじゃなかった。下らない、ホントに消しゴム拾ったレベルのものもあったくらい。

でも毎日 MVP が決まることで、それは良い行動なんだと自覚させられる。また繰り返そう(MVP とろう)と思うようになる。

そういう行動するのもすごくいいことだと思う。それ以上に、そういう行動を発見して褒めることがいいことなんじゃないかなって思う。



当時の自分も、今の自分も、人を褒めることはしない・できない。でもいいところを見つけたら積極的に褒めていこうと思った。相手のためにも、自分のためにも。